子どものおもちゃで玉がたくさんついていて左右に動かせるものがあるけどあれなんていうおもちゃなんだろう?使い方や使うとどんな効果があるのか気になる・・・。知育に良い影響があるのかな?
こんな疑問に答えます。
そのおもちゃの名称は「玉そろばん」といって子ども用のそろばんです。色がたくさんついているものもあり、色・数・足し算・引き算の概念を勉強することに役立ちます。
✔️玉そろばんは「色」・「数」の概念を理解できる知育玩具
✔️選び方は「2色」・「5個で色が区切りになる」・「左右でかぶらない」がポイント
✔️「くもんの玉そろばん120」が上記全てを満たしたおすすめの玉そろばん
玉そろばんとは?
玉そろばんとは一般的なそろばんとは異なりスタンドさせたものに玉がついたものを言います。玉の数は100個または120個タイプが多く各段に10個ずつ玉がついています。
効果と使い方
玉そろばんの効果としては下記の通りです。
✔️指先を使う
✔️色を認識できる
✔️数を認識できる
✔️計算の概念を理解できる
✔️足し算・引き算・掛け算を理解できる
これを見ると玉そろばんって知育玩具だったのね。初めて知りました。
そうですよね。色がたくさんあってきれいだなと「でもなにに使うんだろう?」と疑問に感じていた時がありました。数の勉強にぴったりなんです。年齢別の代表的な使い方を紹介しますね。
●乳児
玉をがちゃがちゃさせて物を移動する練習になります。色の違う玉があっちにきたりこっちにきたり玉がぶつかると音もして好奇心や興味を引く楽しいおもちゃ。指先の感覚を鍛えることにも効果あり。
●幼児
色の概念を勉強できます。「これは赤色、これは黄色・・・」など親子でコミュニケーションをとりながら色の違いを理解していきます。
また、列の玉を全部右に寄せて「1・2・3・・・」と弾き『足し算の基本』を今度は左側から同じように弾いていき『引き算の基本』を学ぶことができます。
幼児は初めは「数」という概念自体がわからないのでゆっくり一歩ずつ教えてあげることが良いでしょう。
●小学生低学年
掛け算の概念も理解することができます。玉を右側に全部寄せて一定の数を右側に寄せ一段ずつ同じ数を左側に移動。「6個の玉が4段あるよ。数えてみて1・2・3・・・。これが6×4=24」という感じで丸暗記ではない教え方もできます。
種類と選び方
玉そろばんの種類としては下記の通り。
✔️100個タイプのもの
✔️120個タイプのもの
✔️色が多色のもの
✔️目盛がついたもの
✔️玉がそろばんを模したもの
基本的には色がついているかどうかが大きな違いっぽいですね。100個か120個かは扱える数の範囲の問題だと思うし、玉の形は好みかな。
選び方としては
✔️多色すぎないもの(2色または3色)
✔️5玉目で色が変わるもの
✔️玉が真ん中でかぶらないかどうか
を推奨します。
それぞれの理由としては
✔️多色すぎると色の勉強には良いのですが、カラフルすぎて見づらい
✔️5以上の数をカウントするときが数えづらい(5区切りがちょうど良い)
✔️左右異なる列ごとに寄せてかぶるとぱっと見混乱する
この3点を確認しておけば失敗することはないでしょう。
失敗しない玉そろばん5選の紹介
次は玉そろばんの5選をピックアップしてみました。
くもんの玉そろばん120
色が2色で120玉で1〜120まで対応しており真ん中も左右でかぶることがないのでかなり使いやすいタイプ。くもん独自の「120までの数かぞえ」ができて、数の並びの規則性が理解でき、100を超える大きな数の感覚も身についていきます。付属の厚紙製の「数シート(背板)」を差し替えることで、「助数詞」「数えていくつ」などの学習もできます。
日本製 知育玩具 ダイイチ 播州そろばん 100玉カラーそろばん SO-130
玉の形が「そろばん」に使用されているような形になっていることが特徴です。色は黄・赤・緑の3色で「5」以降は色が変わり数も数えやすい。さらに目盛までついているため色が多色でも全く問題なし。玉かぶりもないのでバランスは良し。
百玉そろばん
色が赤と黄の2色。1〜100までのタイプです。玉も真ん中でかぶることもないので使いやすい。サイズが小ぶりでコスパも良くお手軽感ある商品です。
はじめての100玉そろばん マニュアル(バッグ付)
Amazon限定商品ですが、マニュアルとバックがセットになったもので外に持ち出す時に便利。色は2色で左右の玉がかぶらないタイプ。ちょっと値段が高いことが玉にキズ。玉だけに。
木製シリーズ よくわかる100だまそろばん
色が5色あり、左右がかぶらないタイプ。目盛がついてるので色がたくさんあっても混乱せず使いやすいです。特に乳児〜幼児のお子さんに色の概念を教えるときに役立ちます。