コロナでお家時間が増えたことによって自宅学習を行う子が増えています。気づかないうちに他の子と差を付けられてしまうかも・・・。
通信教材のコンセプトによって内容が大きく変わるので選ぶ際の7つのポイントを解説・紹介しています。
小学校からプログラミング科目が必修になりプログラミング思考の重要性が注目されていますが幼児教育の段階で慣れさせておきたいというのが親の本音。
今回、学研の「カードでピピッとはじめてのプログラミングカー」以下、プログラミングカーと呼ぶ。を子どもの誕生日に購入したので感想を綴ります。
「プログラミングカー」と名前を聞くとイチからプログラミングのコードを書いて車を動かすといった敷居が高そうな感じがしますがそんなことはありません。
そうなの?プログラミングのプの字もわからない親でも大丈夫かな
プログラミングカーはコードを書いて命令をさせるのではなく命令カードと呼ばれるものを使用してブロック単位で処理をして車を目的地まで導くといったプログラミング的思考を身につけることができる知的玩具です。
購入した理由としてはプログラミングの目的が明確化されてかつ分かりやすいのでプログラミングを勉強する出だしの教材としてピッタリと考えたからです。
プログラミングカーの外見
開封の儀。見た目は基盤が剥き出しになっており、プログラミングしてる感があって好きです。男の子が好きなデザインで女の子はとっつきにくいかもというのが初見の印象。
基盤の色味もあってちょっと虫っぽい
命令カードが各種あり、このコードを車に読み込ませて車を操作して遊びます。
遊び方としては、命令カードを読み込ませればピコンと音が鳴って車に処理が記憶されます。記憶した処理を積み重ねて車を目的地まで誘導します。命令カードの種類は豊富で進むはもちろんのこと、クラクションだったり、ヘッドライト、後退、ファンファーレ、ループなど種類が豊富です。
使える命令カードの回数を制限したり、自分たちで考えて難易度を調整することができるので結構アタマを使いそうです。
プログラミングカーに求めていること
対象年齢が3歳からということで3歳の誕生日にプレゼント。親目線としては気になるポイントは下記の通り。
- 対象年齢ギリギリだけど子どもが理解できるのか
- 玩具自体を食わず嫌いしないで遊んでくれるのか
- プログラミング思考を養うことができるものなのか
対象年齢ギリギリだけど子どもが理解してくれるのか
プログラミングという概念を子どもが理解してくれるかどうかです。命令カードを車にかざすと車が動く(処理をする)ということを理解してくれればフローとして指示があり、処理があり、結果があるという流れがなんとなく学んでくれるかということを期待しています。
失敗パターンは理解ができずにめちゃくちゃにして、プログラミングカーを投げて遊んでしまうこと。
車は投擲アイテムじゃないのよ
結果は、対象年齢通り3歳から使用して全く問題なしでした。目的地を設定してどうやって命令カードを使用すれば到着するかといったことはまだ、できませんでしたが、命令カードを車にかざすと車が何かしら行動をするということは理解ができたようです。
玩具自体を食わず嫌いしないで遊んでくれるのか
プログラミングカーは正直なところ見た目が尖っている部分があるので受け入れてくれるかという点も不安要素の一つでした。
子どもって好き嫌いが激しい時はほんとにどうしようもない・・・
子どもは大ウケ。多分プレゼントもらったことに対してテンションが上がりすぎてなんでもOK状態になっているかも。命令カードを読み込ませてクラクションが鳴った時の子どものリアクションは忘れられません。
大絶叫で大喜び。今までの玩具とは「こいつ、何か違うぞ」を感じ取れたようです。遊んで3日経ち、一週間、二週間と経過しましたが、毎日触れて遊んでいるので食わず嫌いも一切なし。子どもの印象はgood。見た目や音が出たりすることがどうやらかっこいいみたい。
プログラミング的思考を養うことができるものなのか
当初の目的(命令→処理の流れがわかる)を達成しているのでプログラミング的思考を「養える」ことができる玩具と考えています。
プログラミングカーのちょっと残念な部分
目的地までのマップが紙製なところ。紙だと一瞬で破れるので耐久性がゼロに等しいです。
特に3歳児くらいだとプレゼントを開けてテンションが上がった瞬間に乱暴に取り出して遊ぶ前から破れてしまうなんてこともあるので注意する必要あり。
個人的には、紙ではなく、破れにくい素材を使用していただくとなおよしといったところ。しかし、マップは所詮マップでしかないので致命的な影響ではないので結構好みが分かれると思います。
また、デザインがさきほども言いましたが虫っぽいので女の子にプレゼントする場合はウケが悪いかもしれません。中の基盤が見えたりするのは子どもが「かっこいい!」と感じる部分です。
子どもの頃、スケルトンは正義!
プログラミングカーのまとめ
プログラミングカーをまとめると対象年齢3歳からでも全然使用して問題なし。子どもだけでなく大人も楽しむことができる玩具です。
プログラミング思考を学ぶ基礎的な学習にピッタリでここから子どもが興味を持ってくれてもっと難易度の高いものや他の種類もものにレベルアップしていくのだろうなと感じました。