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これエンドコンテンツじゃねと感じたキーボード【ARCHISS Maestro2S 使用感レビュー】

キーボードの打鍵感の沼にハマってしまい何度もキーボードをとっかえひっかえしてきた。メカニカルキーボードで有名なFILCOを試してもなんかしっくりこないし、パンダグラフ方式やメンブレン方式だとパタパタ感やスコスコ感があって打鍵していて楽しくないしで最高のキーボードを探し求めていました。

キーボードは奥が深いので沼にハマりやすいです。

家電量販店でキーボード巡りをしていてかちゃかちゃやってると指に吸い付くような打鍵感のキーボードを見つけたので即購入してレビューしたいと思う。

ARCHISS Maestro2Sとは

重量1.16kg
キー仕様CHERRY MX
キーピッチ19mm
キーストローク黒軸・茶軸・青軸・赤軸・クリア軸4mm
インターフェースUSBminiB 有線

ブログ書いている時に気がついたけど、YouTuberとかがたまに紹介している動画もある。実際のとこどうなの?ってとこもあるので、試して評価したい。

Maestro2Sの良いところはフルキーボードなのにキー配列を考えられておりテンキーレスキーボードとほぼ同じサイズをしているところ。デスクスペースがスッキリするし、フルキー採用では珍しい仕様だと思う。個人的には無駄のない配列でEnterの横に隣接しているキーがないのでKeychronのようなタイプしている時に他のキーを誤って押してしまう事故はない。

テンキーレス、テンキー付き、60%キーボードとして使用してきたけど、やっぱ大は小を兼ねるで、キーは必要十分あったほうがいい。あるはずのキーがないのは地味なストレス。

これは真理

このMaestro2SはFNキーとの組み合わせでフルキーボードでないものは呼び出すようなスタイル。基本的に使用頻度が少ないキーが組み合わせとして割り当てられているのであんまり不都合はない模様。なので上記のようなあるはずのキーがなくて「ああん、もう!」と言った煩わしさはほとんど感じない。

また、キーキャップはCHERRY  MXを使用していることもポイント高い。安定の品質はもちろん、キーキャップを変更したい時に、自分の好きなようにカスタマイズできる。Maestro2Sは刻印されているキーキャップがJIS配列だと、ひらがな表記があるのは当然として、FNキーの組み合わせも刻印されているので、見た目がごちゃごちゃしてる。この辺が気になる方は多いと思うので、それに対応できるのはひとつの強み。

ARCHISS Maestro2S軸の選択

茶軸を購入。選択理由としては、打鍵の気持ちよさが一番好みだったからというのと、黒軸や赤軸を実機で試したけど、黒軸は反発感が強く打鍵していると疲れそうな感じがした。赤軸は別のメカニカルキーボードで経験しているので、どうせなら持っていない茶軸でしょ!という判断。それでもFILCOの黒軸や赤軸と比べるとかなり扱いやすい印象。

ヨドバシとかビックカメラといった家電量販店でデモ機が置いてあると思うので、気になるなら試し打ちしてみることがおすすめ。軸は豊富で黒、赤、ピンク、茶、青、銀軸が存在する。

自分好みの軸を探すのがええで

ARCHISS Maestro2S付属品と裏面

ちなみに付属品はこんな感じ。一般的な装備品といったところ。

  • U SBケーブル
  • USB-C変換コネクタ
  • キー引き抜き工具
  • 交換用キーキャップ8個

裏面にDIPスイッチが採用されているのでキー役割を変更することが可能。キーロールオーバーの切り替えやCtrlとCapsLockの切り替えなどで使用するみたい。個人的には縁のないスイッチ。打鍵感さえ良ければええのよ。

接続方式がUSBminiBというのが少し残念ポイント。このキーボードの初版が少し昔なのでしょうがないかもだけどUSBminiBって端子が貧弱な印象がある。メーカー保証が1年ついているけどあんまり抜き差ししない方が良いかもね。知らんけど。

ちなみに上左右からケーブルを三方向に逃がすことができる設計なのは○。USB-C接続なら文句なしだけど仕方ないところなのかも。高さの調整は一段階のみだけどこれで必要十分。足に厚めのゴムが貼られているので滑りづらく安定性が高い。この足周りは貧弱なメーカーが多い中、しっかりしているのは好感が持てる。

重さは持ち運びを想定していないので1.16kgの重量。鈍器。メカニカルキーボードとして普通の重量で筐体はしっかりしておりがたつくことはなさそう。

Mac配列最適化と記載あるけど使用しない方が無難

macOSに最適化されているということだったけど、これは誤り。macOS HighSierraには対応しているみたいだけど、それは過去の産物。現状のmasOS BigSurに使用できるか確認すると、全くできない。

かろうじて認識できたけど、タイピングがまともにできなくてタイプすると謎のチャタリング現象が起きてキー入力が受け付けなくなってしまう。再起動をすると、キーボード自体の認識がされなくなってしまい、使用不可能な状態になってしましった。

運営者はmacと結構相性が悪い。充電ができなくなったり、無線が繋がらないなどやっぱWindowsでしょ。

とまあ、そんな感じでメインで使用するPCがMacの方は購入することはおすすめできない。一万円を超えるキーボードで使用できないリスクがあるって痛すぎ。

素直にHHKBとかにした方が幸せになれる。

ARCHISS Maestro2S打鍵感

FILCOのメカニカルキーボードをメインで使用していたけどそれと比べると打ち心地が全く違う。感覚で言うと、打ち込んだ時の跳ね返りがちょうど良い。指の腹に吸い付いて戻ってくる。音は茶軸あるあるの音でカコカコ系。

若干気になるところとしては音は底打ちするとキーンと高音が少しするけどこの辺は使用経過とともに慣れるのか、マットとかを敷くとマシになるのかも。

Windowsを使用ならエンドコンテンツになりうる性能を持つキーボードと言える。テレワーク用にキーボードを探している方にぜひおすすめしたいキーボードでした。