子どもにプログラミングの資格って必要なんだろうか?親としては資格があれば心強いし、将来考えるととっておいたほうが良いと思うのだけど
プログラミングの資格とそれに関連してITの資格について必要なのかどうかを考えてみました。
結論としては資格は所詮、資格なので取る意味はないかなと思います。将来的にも資格よりも成果物作ってプレゼンしたほうが何倍も役に立ちます。
本記事では、資格の必要性について解説しています
そもそも、根本として資格って取る意味あるの?と疑問に感じたらこちらの記事を目に通してみるとおすすめです。社会人向けですが、資格の意味について深掘りしています。
プログラミングの資格やIT資格をもっていうようがいなくても業務はできる
実務に直結しないし、なくても業務ができます。ちょっと数種類のパターンを考えてみたので必要性について考えてみます。
コードを書くのに資格が必要か
資格は必須ではありませんし、資格を持っていても、コードを書くこととあんまり関係がないです。
システム設計をするのに資格が必要か
こちらも不要。上流設計でも要件定義やフロー図など、どっちかというとどこでどう処理が流れていくか、どうすればスムーズに工数がかからずに稼働するかなどを考えるので、資格の有無は全く問いません。
システムテストをするときに資格が必要か
テストをするためにテストパターンや挙動をいくつか想定して、テストをするので、資格があるからできることが増えるわけではありません。
プロジェクトをまとめるのに資格が必要か
一番、資格とは関係ない部分で、プロジェクトをまとめるには、折衝や人間関係、キーパーソンを押さえるなど、技術的なスキルよりも対人スキルや工程管理スキルが要求されるようになります。
最低限のITリテラシーを示したいなら意味あり
じゃあ、子どもが資格をとって将来どんな役に立つかを考えてみると、最低限のITリテラシーを示すことかなと思いました。
SNSなどの使い方
わりかし、大人になってもツイッターやフェイスブックで心無い投稿をして炎上をすることが多々あります
例えば、ちょっと昔にあった、飲食店のバイトが厨房内で、ふざけている動画で食材をだめにしたものや、最近では、マラドーナ氏が亡くなり、葬儀屋の関係者がツーショットで写真を取り、SNSにアップなどが挙げられます。
資格を持つ=絶対にSNSでチョンボをしないという確証はないですが、可能性として愚かなことをする確率が低いよねと判断することができます。
情報セキュリティの重要性
情報セキュリティに迷惑メールは開かない、フィッシングレポートを行うや標的型メールに騙されない、ランサムウェアに情報を抜かれるなど結構、知識がないと致命的なものもあったりします。
IT資格を取得しておけば基礎的な知識は教養として身につけることができるので、こちらも誤ってクリックしてウィルス感染する可能性が低いよねと判断できるはず。
情報に踊らされない
情報を正しく得るというのはなかなか難しいことです。世の中に出回っている情報のかなりの割合で間違っているものが多いです。
例えば、世間を騒がしているコロナウィルスひとつとっても、本当に危険なウィルスなのか、死者数はどうなのか、国としての対応はどうなのか、現場の対応はどうなっているかなど、憶測が膨れ上がって嘘か真がわけがわからなくなっている状況があると思います。
このようなことにならないためにITリテラシーを最低限持っていますよと第三者的にアピールできる点では有効なのかなと思います。
資格を取得するよりも実践が大切
結局は資格なんかより、実践に重きを置くべきです。
実践の場を作る:環境構築
じゃあどうやって実践の場をつくるかですが、学校では実践とは到底いえないし、自分でイチから環境構築するって結構ハードルが高いです。そのため、おすすめはプログラミング教室や体験に通ってみることかなと思います。
完全に環境構築がガチガチですもんね
独学は挫折しやすい
実践が大切といっても、独学では限界があるし、心が折れます。わからないところを誰がが教えてくれるわけもないし、自分でググって解決。なので、講師がいて、わからないことを気軽に聞けるような場を設けることでつまづきが少なく継続ができます。
継続ができれば自然と身につく
子どもは楽しくないと興味を持ってくれないし、長続きしません。これが心理だと思います。が、逆に興味を持って楽しんで取り組んでくれれば、成果をトコトン出すのもまた真実。これは子どもでも大人でも同じですね。
腰をすわえて取り組むことがまず大事なので楽しめる環境を設けてあげることが子どものプログラミング能力しかり、ITスキルを養うことのキモになるのかなと思います。