子どものプログラミング教育っていつからが良いのかな?小学生で必修科目になると小学生になる前から準備しておくべき?親がプログラミングについてよくわかってないから判断が出来ない。
始めるのが早すぎると理解できないだろうし、始めるにあたりタイミングを見極めたい
このような疑問について、プログラミング教育はいつから始めるのがベストなのか?を書いています。
早いに越したことはないけど、適切な難易度の教材を使用することが重要が答え
また、プログラミングの必要性についてはこちらの記事にて紹介しているので興味がある方は必見です。
最低限として言葉がわかることが前提
ここで言葉がわかるというのは話せる、理解できることを指しています。話せないと、プログラミングどころではないし、理解ができないと指示をしても全く意味がないからです。
早くても3歳から
言葉がわかるの線引きとしては3歳かなと思います。もちろん、子どもの成長具合によるというのが基本スタンス。なぜかと言うと、3歳ほどになれば言葉が話せるし、簡単な指示を聞くことができるのでプログラミング思考を感覚として学ぶことが可能だからです。
自由度が高いものは小学生以降
さすがに、プログラミング言語を書いたり、手先の細かい動作はできないので、コードを書くという目的ならば小学生以降からが無難。
プログラミングを早く始めすぎたことによるデメリット
プログラミングという行為が嫌いになることが挙げられます。嫌いだからやらない、プログラムに関すること全部が苦手になるみたいなパターン。
難しすぎて挫折する
単純に難易度が高いと子どもがついていけません。スモールステップ方式のように、始めは簡単なものから、そして段階をふんでできることが増えていくといった流れで取り組んでいくかたちが基本。
プログラミングだけではなくIT技術自体が苦手になる
IT技術全般を食わず嫌いになってしまうこともデメリット。文部科学省的には、こうなってしまうことが一番嫌っぽいです。プログラミングを通してIT技術や仕組みを学ぶ、ブラックボックスで終わらせないことを想定しているようです。
難易度の見極め方と継続について
挫折しないように難易度設定を親がしてあげる必要がありますが、どうやってするかについて。
対象年齢を確認する
プログラミングのおもちゃを導入する場合でも、プログラミング教室に通う場合でもまずは対象年齢を確認が大事。
プログラミング教室ならお試しして子どもの反応を確認できたり、プロが手ほどきをするし、難易度が合っていないようなら、適切なものを提案したりするので大コケはしません。が、おもちゃだと完全に自分の判断になることが多いので、失敗しやすい。
子どもが好きなものと紐づける
継続していくためには難易度設定だけではなく、子どもが興味があることと紐づけできれば進んで取り組むようになるのかなと考えています。
例えば、レゴ好きならレゴを使ったプログラミングをしていく。車が好きなら、プログラミングをして車を動かすようなものを作成するなどです。
プログラミング思考を学ぶことを意識
命令→処理→結果というようなプログラミングそのものではなくてプログラミングを通して、流れを、つまり概念を学べるようなものを意識することが必要。
こちらも文部科学省のプログラミングをする意図として記載がされています。子どもながらに、なんでプログラミングをしないといけないのか?なんで必要なのかの疑問に対しての回答にもなりますし。
プログラミングという行為は年齢を重ねてからでOK
自由度が高いプログラミングの細かい部分は、年齢を重ねてから始めることが無難。というかそうしないと理解できず、挫折する可能性が高いです。いきなり、コード打ち込んで、HTMLやCSSを書けるなんてほとんどの子どもは厳しい。
結局まとめると、適切な難易度設定と継続できるように子どもの興味を持っているものにプログラミングをのせていくことが大切だと思います。