生き方・考え方

プログラミングができれば英語もできるようになる!?子どもの教育に並行は必須?

プログラミングって英語で記述されるから英語能力も強化できるかも?だったら、プログラミングと英語どっちも並行して学ばせるべきなのかな?

このような考えについて自分なりに意見を整理してみたいと思います。

プログラミングのコーディングをするときに英語で記載することやドキュメントを確認するから同時に英語の能力も勉強すれば一石二鳥なのかもと考える方もおられるかもしれません。

しかし、英語とプログラミングは全く方向性が異なるので比べたらり、並行して勉強すると効率が良くなるといったことはないです。

本記事では、プログラミングができる人は英語ができるのか?プログラミングを勉強することで英語も勉強できて効率的ではないのか?という疑問について書いており、その中でプログラミングと英語の学び方や導入方法を述べています。

究極の問いはプログラミングができる人は英語ができるのか

ここがすべてだと思っています。社会人になって英語はできないしプログラミングはおろかExcel、Access、Wordができる人も驚くほどいません。Excel方眼紙とかがニュースになってるレベルです。結構世の中ヤバい。

Excel方眼紙とはなんですか?

Excel方眼紙

シート上のセルが正方形になるように幅と高さを設定して、まさに方眼紙のように使用すること。好きな場所に好きな文字を入力したり、思ったとおりに表をレイアウトできるため、本来の表計算ソフトの用途からずれている。

話がちょっとそれましたので戻します。プログラミングができる人は英語ができるのかということについて、思考実験するとパターンとしては下記の通り。

  1. プログラミングができて英語ができる人
  2. プログラミングができて英語ができない人
  3. プログラミングができなくて英語ができる人
  4. プログラミングができなくて英語ができない人


実際はほとんどが2、3、4のはず。仮にTOEICのスコアが高いと英語ができると定義すると、800点以上かつプログラミングがバリバリできるぞって日本人の数%のレベルだと思います。

TOEICではスポーキングテストがないのでTOEICができる=英語が話せるではないのですが、読み書きはできる指標にはなるのでここでは、読み書き能力を英語ができる能力とします。

英語能力を測るために最もポピュラーなTOEICの点数を参考にしています。

出典:TOEIC公式

上記が得点分布表ですが、800以上の割合は約12%ほどです。なので、英語ができるからと言ってプログラミングが有利になるわけでもないし、逆もしかり。

プログラミングで英語ほとんど使わない

正直なところ、プログラミングで英語能力が問われるか?と言うと疑問があります。記述は英語ですが英単語レベルなのでググれば基本解決。コード記述の理解するほうが大事。

必要なケースを考えると、もし過去のコメントコードが英語で書かれていてそれを理解するときやエラーメッセージを理解するときです。

過去のコメントが英語はどうしようもない部分はありますが、エラーメッセージについてはまず同じような事例がないか検索すると思うので、問題にはなりません。超一流を目指すという意味なら必要かもしれませんが、仕事をする上ではそこまでのスキルは必要ないのです。

英語は話せるレベルまでは必要ないけどローマ字すら読めないとなってくるとコードが全く読めないのでそこは注意ですね。

中学校レベルの英単語と文法が理解できれば困ることはありません。

最新の技術動向を追うためには必要

技術動向を追うと考えると英語は必要です。というのも、新しい技術だったりのオフィシャルな情報はまず英語ベースで公開されるためです。

翻訳の精度が上がったとはいえ、細部の微妙なニュアンスまでは伝えきれません。しかし、最新情報を英語ベースで読み解く場面など基本的にはないので気にしなくても大丈夫かなと思います。

子どもがプログラミングをするなら、このあたりは考慮しなくて良さそうです。

英語→プログラミングもプログラミング→英語もあまり相関性なし

実は英語とプログラミングって紐づきが弱いです。プログラミングのコード記述やコメントで英語を使用しますが、あくまで英単語レベルのものなので単語の意味やコードの記述方法の理解の方が重要です。

プログラミングのコードは英語を使うから、英語の勉強になる!だから英語の成績も良くなるみたいなことを考えていると失敗する可能性高。

相関性はあくまで英単語の理解ってところなんですね。確かに、英単語ができるからといって英語ができるわけではないのかもしれません。

個人的には電気工事や無線従事者といったインフラ系の仕事の方が英語の相関が強い気がします。技術的な部分は単語が共通だし、なにより法則を発見した人の名前から現象を命名してるしね。馴染み深い。

プログラミング教育と英語教育は切り離して考えるべき

密接に関係しているものではなく、独立して考えるべきものと思います。英語もプログラミングも少し日常生活とはあまり縁がないものです。縁がないもの同士をくっつけるのはなかなか難しい。

プログラミングを学ばせる場合

プログラミングの知育玩具を子どもに渡してあげることで、子どもの反応を確認するのが一番確実な方法です。ここから子どもがもっとやってみたいと感じるようであれば本格的にプログラミング教室などを始めてもスムーズに移行ができます。

プログラミングに関してYouTubeで動画がたくさん配信されているのでかなり勉強しやすい環境が整っています。

そもそもプログラミングの必要性ってどのようなものなのですか?

子どものプログラミングを行う目的は論理的思考力、問題解決力が身に付くことを期待されています。詳しくは下記の記事をご覧ください。

英語を学ばせる場合

英語を学ぶことって結構難しいです。何が難しいというと親が英語ができないことが挙げられます。プログラミングとパターンは同じで親ができないから子に教えることができないし、勉強する必要性を示すことができないという。

結局、プログラミングも英語も人生で使用しなかったことからイマイチ必要性を感じることができないかもです。

YouTubeで英語の動画を見て興味が出てきたら本格的に開始するのが子どもの英語教育の王道かもしれません。視聴は無料だし、視聴者のことを考えて興味を持たせるような構成になっているからです。

本格的に始めようと思ったらどんな教材を選べばいいんですか?

英語教育に関しては下記の記事をご参考に教材選びをしていただくと失敗せず効果的な成果が得られます。

幼児教育から英語を始める場合は「こどもちゃれんじEnglish」、「ポピーkids English」が勉強できる英単語の数やコスパが良いのでおすすめです。

エンタメとして活用するなら「楽天ABCマウス」や「グーミーズ」が低価格でディズニーのキャラクターと一緒に英語を学べます。

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まとめ:プログラミングができるから英語ができるとは言えない

結論としてはプログラミングができるからと言って英語ができるわけでもないしその逆もしかりです。そのためプログラミングはコードの記述に英語を使用するからといって英語の勉強ができるようになるといったことはありません。

なのでプログラミングの勉強と英語の勉強は切り分ける必要があると考えます。どちらも、日常生活とはかけ離れているのでどうやったら楽しく始めることができるか?が導入には大切です。

この導入にあたり、評判を自分の肌で感じることが失敗しない秘訣なのですね。