幼児の通信教材をどれにしようか悩んでいます。コスパ最強の幼児ポピーにするべきか、タブレット教材のスマイルゼミにするべきかどっちにするべきが踏ん切りがつかないでいます。
こんな疑問に答えます。
幼児ポピーとスマイルゼミの特徴や違いについて比較した記事を作成しました。料金体系や教育のコンセプトなど方向性が全く異なるので紹介したいと思います。
教材選びのコツとしては目的、教材のコンセプト、金額、アフターフォローなど総合して我が子が継続して取り組むことができるかを考慮して教材選択をすることが大切です。
通信教材の種類と選び方について【7つの項目を基準に解説】という記事にて通信教材の選び方を解説していますのでこちらも参考にしていただければと思います。
✔️コスパを優先したいなら幼児ポピー
✔️タブレットでバランス良く勉強に取り組みたいならスマイルゼミ
幼児ポピーとスマイルゼミどっちを選ぶ?
YES:幼児ポピー No:スマイルゼミ
YES:幼児ポピー No:スマイルゼミ
YES:幼児ポピー No:スマイルゼミ
この質問はYESが2つ、Noが1つという結果になりました。個人的にはコスパを重視したいという気持ちが強いのですが、タブレット学習も気になるというところで踏ん切りがつかないといったところです。
幼児ポピーとスマイルゼミの特徴の違いについて順に確認してきましょう。
幼児ポピーとスマイルゼミの特徴や違いを比較
幼児ポピーとスマイルゼミの特徴や違いを比較します。
勉強の基礎や習慣をしっかりフォローする幼児ポピー
幼児ポピーのコンセプトは小学校入学時に勉強やお友達との関係などの基礎を重視する教材です。そのため、机で勉強する習慣を身に付けたいと考えている方にぴったり。
子育ての相談サポート窓口もあるのでうちの子は他の子と比較して勉強の具合はどうなんだろう?や通信教育のことだけではなく「子どもが幼稚園に行きたがらない」、「うまく言葉が話せない」などの悩みを専門のプロにアドバイスをもらうことができます。
年中からワークが2冊になりコスパがさらにUP
幼児ポピー共通の強みとして、コストパフォーマンスが全通信教材の中で群を抜いて良い点です。年少は月々980円からで、年中からは1,100円になり、ワークが2冊になるのでボリュームもたっぷり。他の通信教材の金額を表で比較すると下記の通りで圧倒的な差があります。
通信教材名 (公式サイト) | 金額 (12ヶ月払) |
---|---|
こどもちゃれんじ | ○ 1,980円 |
幼児ポピー | ◎ 980〜1,100円 |
スマイルゼミ | × 2,980円 (タブレット別) |
Z会幼児コース | △ 1,870〜2,431円 |
RISUきっず | × 2,480円 (タブレット別) |
この表を確認するとやっぱり幼児ポピーの低コストはすごいですね。スマイルゼミの半分以下。
タブレット教材で小学校までに必要な科目を網羅しているスマイルゼミ
スマイルゼミは紙を使用した教材ではなくタブレットを使用したデジタル教材になります。タブレットの中に小学校までに学んでおくと科目(国語、算数、生活など)が網羅されており、ゲーム感覚で学習をすすめることができるのが特徴です。
デジタル教材の特性上、最初にタブレットを準備する分、費用はかかりますが、勉強の進捗が把握しやすかったり、子どもがわくわくする仕組みを自然と含んでいることが強みです。
タブレットの強みは子ども目線で楽しく勉強ができるというところですね。
運営者の子どももiPadで動画を見たり、勉強をすることが好きでかなりハマっています。飽きずに取り組んでくれることが強いと思います。
幼児ポピーとスマイルゼミを表で比較
幼児ポピーとスマイルゼミを表でそれぞれ比較してみます。
項目 | 幼児ポピー | スマイルゼミ |
---|---|---|
月額料金 | 980円〜1,100円 | 2,980円 |
教材内容 | ワーク、ドリル | タブレット |
対象年齢 | 1歳〜6歳 | 年中〜年長 |
難易度 | 基礎から標準 | 標準 |
継続のしやすさ | 親子ともに継続しやすい | 親子ともに継続しやすい |
特徴 | 教材がシンプル 机に向かって勉強する習慣が身に付く 親の協力が必要 | ゲーム感覚で取り組める 学習の進捗がしやすい 復習が簡単 |
オプション教材 | ポピー Kids English | 英語の追加 |
幼児ポピーとスマイルゼミの基本情報
幼児ポピーはこどもちゃれんじをそぎ落としシンプルにしたような教材です。学習内容や難易度については基礎から標準であまり差はありません。
スマイルゼミは初期費用がどうしてもタブレットを購入する必要があるので幼児ポピーと比較すると高く見えてしまいます。
タブレットを利用する分、難易度が難しくなっていると思いましたが、そんなに難易度的には変わらないのですね。
個人的にはそう感じます。数を数えたり、文章を読んで問題に答えるなども大きな差はないと思いました。思考力を強化するという意味では「Z会」の教材が簡単なんだけど考えさせられるような作り込みをしています。
幼児ポピーとスマイルゼミの学習内容を比べる
学習内容 | 幼児ポピー | スマイルゼミ |
---|---|---|
ひらがな | ◎ 読み書き、なぞり書き 字が上手に書けるようになる | ○ 読み書き、なぞり書き 紙よりかはやりづらい |
カタカナ | ◎ 読み書き、なぞり書き 字が上手に書けるようになる | ○ 読み書き、なぞり書き 紙よりかはやりづらい |
ことば | ◎ 身の回りのものや絵本 | ◎ 身の回りのものや絵本 |
かず | ○ 10を超える数字や足し算・引き算 | ◎ 10を超える数字や足し算・引き算 |
かたち | ○ 図形問題 | ◎ 図形問題・プログラミング |
とけい | ◎ 生活に関連した問題 | ◎ 生活に関連した問題 |
ちえ | ◎ 間違い探し・迷路 | ◎ 間違い探し・迷路 |
せいかつ | ○ 四季・交通ルールやマナーなど | ◎ 小学校の準備や交通ルール・マナーなど |
えいご | × なし | ◎ 音読・リスニング |
学習内容に大きな差はないと考えています。どちらの教材も小学校入学までの学習をコンセプトにしているため、特化して難易度が高いというものではないからです。
ちなみに算数に特化するならRISUきっずを推奨します。こちらもタブレット教材ですが算数に特化しており圧倒的な問題数(900問)で算数が好きになること間違いなし。
900問ってすごい・・・
RISUきっずと幼児ポピーの比較記事は幼児ポピーとRISUきっずの比較【基礎固めか算数特化の違い】で紹介していますので参考にしてください。
幼児ポピーとスマイルゼミのデメリット比較
幼児ポピーとスマイルゼミのデメリットをそれぞれ比較します。
幼児ポピーのデメリット
✔️お勉強ができる子には難易度が簡単すぎる
✔️ワークに取り組むときは親の協力が必要
こどもちゃれんじのように知育玩具、DVDなどが付属せずシンプルなので子どもが物足りないと感じる可能性があります。知育玩具で思っきり楽しみながら遊びたい!DVDなどを視聴して親の負担を少しでも減らしたいと考えているなら「こどもちゃれんじ」を推奨します。
こどもちゃれんじと幼児ポピーの教材比較はこどもちゃれんじと幼児ポピーの比較【決めては知育玩具かコスパ】で紹介していますので参考にしてください。
また、ワークで工作などを行いますが、どうしても親の協力が一部必要になってきます。しかし、Z会幼児コースの副教材「ぺあぜっと」ほどではないので子どもとのコミュニケーションを楽しみながら、知的好奇心を刺激しながら取り組めます。
シンプルゆえに簡単すぎるという声が飽きる、物足りないということですね。
スマイルゼミのデメリット
✔️タブレットを準備する必要があるため初期費用が高い
✔️スマイルゼミの付属のタッチペンが不評
コストという部分を問題にしなければデメリットらしいデメリットはないと考えています。どうしてもタブレットを準備する必要があるので、紙ベースの教材と比較して料金は高くなる傾向になります。
また、付属のタッチペンが使いづらいという声もありまして、この2点がスマイルゼミのデメリットと言えます。
内容については特にデメリット触れられていないのですか?
スマイルゼミの内容自体について「悪い」といった評判があまりなく、どちらかというと料金や通信回線の問題などが挙げられていました。
幼児ポピーとスマイルゼミのメリット比較
幼児ポピーとスマイルゼミのメリットをそれぞれ比較します。
幼児ポピーのメリット
✔️受講費が他の通信教材と比較して圧倒的に抑えられている
✔️勉強の基礎及び習慣、生活を身につけることができる
幼児ポピーの最大の強みはやはりそのコスパにあります。他社の追随を許さない圧倒的に家計に優しいです。また、コンセプトが明確かつシンプルなのでわかりやすいです。
勉強の基礎で勉強する習慣を身につけたり、小学校までに理解しておきたい生活のルールなど「ここまでやっていれば大丈夫」といった指標が見えるので安心して取り組むことができます。
スマイルゼミのメリット
✔️英語が標準でついてくる
✔️子どもが勉強を挫折しにくい
✔️勉強の進捗がひと目で確認することができる
小学校に入学するまでに身に着けておきたい科目を網羅しているデジタル教材はスマイルゼミしか存在しません。RISUきっずもデジタル教材と挙げられますが、算数特化です。
そのため、デジタル教材かつスマイルゼミレベルの科目網羅、そして料金を考えるとスマイルゼミがNo1になります。
そんなスマイルゼミの強みですが、ゲーム感覚で取り組むことができるので子どもが挫折しづらく継続がしやすいことです。タブレット上に何回問題に挑戦したかなど回数も記録されるので復習や進捗などを細かく把握することができるのは親として嬉しいことです。
また英語科目が標準でついてくるのも嬉しいことの一つです。発展は別課金をする必要がありますが、基礎ならこれくらいでいいかなと。ポピーも英語は対応しているのですが別教材になってしまいます。
ポピーkidsEnglishについて紹介している記事がポピーkidsEnglish|効果あるの?コスパも含めパパ目線での考察【結論:英語教育の入り口としてはOK】になります。興味がありましたらぜひ覗いて見てください。
幼児ポピーとスマイルゼミの口コミ
幼児ポピーとスマイルゼミの口コミをそれぞれ調査しました。
幼児ポピーの口コミ
悪い口コミとして挙げられるのが「対応が悪い」、「勧誘がしつこい」といったもので、直接教材の良し悪しには関係がないものが多かったです。
内容についてだと「簡単すぎる」、「子どもが飽きる」といったことが多いです。良い口コミとしては「圧倒的なコストパフォーマンスの良さ」についてがダントツ。
詳細については下記の記事にてまとめていますので参考にしていただければと思います。
スマイルゼミの口コミ
スマイルゼミの悪い口コミは「料金が高い」、「ゲーム感覚でできるのでヤやりすぎてしまう」といったものが多く、良い口コミとしては「復習が簡単」、「コロナの中でタブレットで学習できる」などの声が多いです。
こちらも詳細については下記の記事にまとめていますので参考にしていただければと思います。
まとめ
まとめると幼児ポピーはコスパを重視、紙ベースで学習を進めたいと考えている家庭向け、スマイルゼミは今後、必須となるであろうデジタル教材をいち早く経験させたい、勉強の進捗を把握したい、小学校までに学習する内容をパックで学びたいと考えている家庭向けになります。
幼児教育を行ったことで子どもに悪影響があることはないので、コロナ渦で家にいる間にお友達に差をつけるには今がチャンスかもしれません。ぜひこれを機会に通信教育を始めてみてはいかがでしょうか。この記事が参考になれば幸いです。