川崎駅直結ルフロン10階に水族館が2020年7月17日にオープンされました。
早速、実際に訪れてみてのレビュー記事になります。カワスイ川崎水族館という名称ですがちょっと長いので省略して以下カワスイと記載します。
・子どもウケはどうか
・コロナ対策はどうなっているか(子どもを安心して入館させることができるか)
・動物の種類や物販は豊富化どうか
・他の水族館に負けない特徴があるかどうか
上記の点を親目線で取り上げています。これから行ってみようと考えている方、このレビューを見て行ってみようかなと参考になると幸いです。
今回は「昼の部」を取り上げています。
カワスイのコンセプトと詳細
世界の水辺を歩くような感覚で楽しめるカワスイはアクセス最強の都市型水族館です。「昼の部」と「夜の部」があり2部体制を導入しています。日本の水族館では昼と夜で分けているのは初です。
アクセスは川崎駅前のルフロン
JR川崎駅から徒歩1分ほどの商業施設「ルフロン」の10階から入場します。水族館自体は9階と10階で上から下に降りてくる形。
エレベーターがちょっと特殊で、ルフロン1Fのライフというスーパーマーケット側からでしか入場できないので注意する必要があります。
ルフロンに訪れると中央エレベーターが目に着きますがここからではカワスイにログインできません。しかも中央エレベーターは人がかなり多く、待ち時間が長いので騙されないように。
補足:周辺施設はラゾーナ川崎やヨドバシカメラなどの施設がありちょっとした買い物のついでに訪れることが可能となっています。
「昼の部」と「夜の部」の2部体制
10時から17時が「昼の部」、18時から22時が「夜の部」です。入場チケットも分かれていますがどちらの時間も入場できるチケットのあります。
魚、動物は夜行性の生き物も当然いるので時間帯によって日中とは違う姿を見ることできるし、イルミネーションの雰囲気も当然違います。
水族館とも、動物園ともちょっと違う。ここは、世界中の生きものが集う 「水辺のオアシス」多摩川からアジア、アフリカ、 はるか南米アマゾンまで世界の水辺を散歩しながらささやかで不思議な日常にふれる小さな冒険がはじまります。ユニークな生きものたちと、 光・音・映像が生み出す未経験のエンターテインメントへ、ようこそ。
https://kawa-sui.com/
QRコードで生き物解説
水族館に必ずあるはずの解説がありません。あるのはQRコードのみ。このQRコードをスマホなどで読み取って解説を見ることができます。
・スマホでQRコード読み取り
・解説を読む
・写真を撮る
上記をワンセットで行うことが自然になる仕組みになっています。
また、ライブカメラで映像をモニターに映しており魚の様子をかなりアップで楽しむことができます。モニターに映った魚をタッチすると魚の名前がわかったりしますが、現在はコロナ対策で中止。
カワスイは年パスでヘビロテ推奨
カワスイを体験してみて思ったことは単発でいくより年パスを購入して何度も行くべきだなと思いました。というか、何度も行くことを想定して誘導している気がします。
開館したばかりで不具合・アップデートされることが多い
8月1日にいくと不具合でQRコードによる動物紹介が確認できませんでした。魚の名前を知りたいのに出てこない。そんなもやっとした感覚が残りました。店員もオペレーションに慣れていないのか少しぎこちない感じ・・・。
イルミネーションの使用多めなのでこの調整をすると雰囲気ががらっと変わり何度でも楽しめそうだなと。
通常料金だとちょっと物足りない
ぶっちゃけ通常料金だと値段に見合わないです。ここでしかない見どころがちょっと弱めかなと感じました。例えばシャチのショーが楽しめる名古屋港水族館、ジンベイザメの海遊館、水塊がドバーンどでるサンシャイン水族館みたいなこの水族館といったらこれ!というものがない。
その割に値段はちょい高め。多分立地が良いからだと思う。しかも不具合でフルで楽しめない可能性もあります。通常料金で見に行く必要はないかなと。
8月中に年パスを購入すると二ヶ月延長される
開館オープン記念で二ヶ月延長していました。なので6000円÷14ヶ月でひと月430円くらい。これなら他の水族館にコスト的にも負けていません。
なので9月、10月で年パス購入を考えているなら、今買っておいた方がお得です。アプリで処理できるので現地に行く必要なし。
水族館 | 年パスの料金 | 月別の金額 |
名古屋港水族館 | 5,190円 | 432.5円 |
海遊館 | 7,000円 | 583.3円 |
サンシャイン水族館 | 4,800円 | 400円 |
カワスイ川崎水族館 | 6,000円 | 428.5円 |
子どものお散歩コースにする
川崎ルフロン直結なので交通網が神。この強さが他の水族館にない強さ。例えば、海遊館の立地は大阪港で何もない辺境の地。品川水族館は車の大通り沿いにあってちょっと行くのが億劫になる。そんな気持ちがない。すごく気軽に行ける水族館。
子どもが男の子で電車好きなのですが定期で電車に乗る→水族館行きたいから魚を見る→公園で遊ぶというルーティーンでひとつパターンが増えました。
※補足ですが年パスはアプリがおすすめ。カードタイプだと手数料200円がかかるし現地で写真撮ったりする必要があるので時間がかかります。特にファミリーだと子どもはグズる可能性高。前もってアプリで年パス作成しておくとスムーズに入れます。
カワスイのコロナ対策
親目線ですがしっかりしてると思います。
アプリで混雑度を確認できる
専用のアプリがあり、ここから混雑度を常に確認することができます。混雑していれば入場規制をして制限がかかります。
コロナも影響しており、そもそもの人数がおらず入場規制の赤色点滅を見たことがありません。なので、結構快適に館内は楽しむことができます。
サーモグラフィーで温度検知
入場ゲート前にサーモグラフィーで温度を測定しています。発熱があるとその時点で弾かれます。なので体調が悪い方は入ることができません。
手足の消毒とマスクが必須
手の消毒及び足元の消毒を係員の目視のもと実施します。また、このご時世当たり前ですがマスクは必須でないとお断り。
以上、この三つをクリアすると発熱無し、マスクと事前消毒できれいな状態での入館というかたちになります。
カワスイの館内写真一覧
実際の館内写真を何点がピックアップとコメントを入れています。
入館と同時に虎がお出迎え
水族館なのに虎です。湿地帯をイメージしている感じ。新鮮。これは映像で他にも、鳥や猿、魚もいて控えめにいって綺麗。
小さな水槽で泳いでる魚がかわいい
10階から9階に降りていく過程でどんどん「おお!」と思うものが増えてくる水族館です。始めはこんな感じで小さい水槽で魚が泳いでいるのを楽しめます。
魚だけではなくトカゲもいる
実は魚だけではなくトカゲもいたのでびっくりしました。枯れ木の色と体色がマッチしていて見つかりづらいですね。爬虫類のフォルムが好きなので興奮しました。
水槽室を見れるのは地味に貴重な体験
水槽室が公開されており、どのような状態で水族館の運営がされているかの裏側を見たような気がして貴重な体験。
エイと一緒に泳ぐ魚
エイです。
イルミネーションされた水槽
夕方ごろに水族館に行くとイルミネーションがされており日が沈みかけている演出。ゆったりした気分になれますね。
体の色が青い鳥
種類と名前は分かりませんが色が綺麗だったので写真を撮り。
みんな大好きカピバラ
カピバラがいました。気持ちよさそうに泳いでいます。色が青みがかっているのはイルミネーションです。
カワスイの物販エリア写真一覧
物販エリアがかなり広いです。物販の写真をいくつかコメントしていきます。
ピラニアのクッキー
ピラニアも水族館にいます。
カピバラのぬいぐるみ
ど定番のぬいぐるみ。ちょうど良い枕になりそう。
カエルグッズが謎に多い
カエルのぬいぐるみが売っていました。人気があるのか売り場が広めでした。ボリュームありますね。
水族館とはまったく関係ないもの
恐竜の歯や化石が売っています。かっこいいけどもね。
カワスイのSNS評判
SNSの評判について引っ張ってきましたがこんな感じ。
いつでも気持ちリフレッシュできる秘密の場所を持った気持ち
夜行性のフクロモモンガを発見
綺麗な鱗を持った魚
カワスイをストレスなく楽しむために準備しておくべきアイテム
カワスイをストレスなく楽しむためのこれだけは持っていったほうがイイというものを紹介します。シンプルにモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーが必要な理由
QRコードで魚の解説など読み込み前提になっているため電池切れると名前がわからない生き物を見ることになります。
また、調べる→写真をスマホで取るまでをワンセットと想定しているのでスマホがないと「なんか魚が泳いでいるけど種類がわからん。写真も取れない」になり楽しさ半減。
年パスもアプリで登録できるのでこの時点で電池切れになると年パスを提示すら不可能。デートでこの状態になると地獄です。
このような事態にならないために失敗しないモバイルバッテリーを紹介。どれも大容量でコンパクトなので手軽に持ち運びができますね。
Anker PowerCore 10000
Yoobao モバイルバッテリー 軽量 小型 10000mAh
cheero Power Plus 3 13400mAh
まとめ:カワスイは子どものお散歩コースに最適
・子どもウケはどうか
→イルミネーションで子どもの好奇心をつかめるし、魚だけじゃなく動物も観察できるのでウケ◎
・コロナ対策はどうなっているか(子どもを安心して入館させることができるか)
→温度検知&消毒&マスク必須
・動物の種類や物販は豊富化どうか
→水族館にいないような動物がいる。派手さはないけど昼と夜で動物の生態を観察できる。物販スペースはかなり広く水族館というジャンルに限らず化石なども販売
・他の水族館に負けない特徴があるかどうか
→アクセスが最強。立地が良い水族館というのはあまりない。コンセプト通り「水族館でも動物園でもない水辺のオアシス」という言葉がしっくりくる
川崎駅直結なので買い物ついでにいけるため、気軽さが今までの水族館とは比べ物にならない。不具合やオペレーションも徐々に良くなるはずだし、年パス買って楽しむことがおすすめです。