資格取得

【電気通信主任技術者】確実に合格するためのロードマップ

✔️電気通信主任技術者の勉強法を知りたい

✔️電気通信主任技術者のおすすめの参考書を知りたい

✔️電気通信主任技術者の取得までの体験を聞きたい

そんな悩みに答えます。

電気通信主任技術者を運営者が取得するまでの体験談や使用した参考書などのレビューどうやって勉強していたかなどを紹介します。

電気通信主任技術者は忍耐が必要な難易度がそこそこ高い資格になり、社内のキャリアアップや転職に有利に働きますので有用な資格です。

結論を先にまとめると楽な道はありません。コツコツ参考書と過去問を睨めっこして1科目ずつ合格していくことが時間はかかりますが確実です。

資格勉強を始める全ての方に読んでほしい記事を紹介しています。なんのために資格を取得するのか?出世のため?自己実現のため?趣味や教養?これらがはっきりと定まっていないと勉強する意味があまりないです。

【社会人向け】資格取得のための勉強法と目標達成のマインドを解説資格取得する際の本当に取得する必要があるか?どうやって勉強しているか?実体験をもとに解説しています。これから勉強する人にとってはその方向で正しいのかを確認するため内容になっていますのでご覧ください。...

電気通信主任技術者とはどんな資格なのか

電気通信主任技術者は、電気通信ネットワークの工事、維持及び運用の監督責任者です。

電気通信事業者は事業用電気通信設備を総務省令で定める技術基準に適合するよう自主的に維持するために電気通信主任技術者を選任し、「電気通信設備の工事・維持及び運用」の監督にあたらなければなりません。

電気通信主任技術者の選任は、原則として、事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごととなります。

ただし、多数の事業場が地理的にも組織的にも近接している場合は、電気通信主任技術者が一定の範囲内の他の事業場の設備もあわせて監督できることになっています。

電気通信主任技術者資格者証の種類は、ネットワークを構成する設備に着目して区分されています。

出典:デ協

ぐちゃぐちゃして分かりづらいのでまとめるこんな感じです。

✔️電気通信事業者は電気通信主任技術者を事業場に配置する必要あり。通称、必置資格というやつです。

✔️電気通信主任技術者資格者証の種類は「伝送交換」と「線路」の2種類

具体的に受験科目や難易度について掘り下げます。

電気通信主任技術者の科目と科目免除

✔️法規

✔️設備及び設備管理

✔️専門的能力

✔️電気通信システム

上記の4科目になります。ちなみに電気通信主任技術者や工事担任者、無線従事者の資格を持っていると科目免除を受けることができます。

また科目合格も可能で合格してから3年間有効になります。電気通信主任技術者試験は1年に2回受験できるので6回受験のチャンスがあるわけです。

※実務経験や大学の科目や取得単位によって科目免除される場合がありますがパターンが複雑かつ多すぎるのでここでは特に触れません。

電気通信主任技術者の難易度

受験者数 合格者数・率
H29年度1回 3,357 714 [ 21.3% ]
H29年度2回 3,560  982 [ 27.6% ]
H30年度1回 2,738 781 [ 28.5% ]
H30年度2回 3,219 968 [ 30.1% ]
R01年度1回 2,762 667 [ 24.1% ]
R01年度2回 3,172 946 [ 29.8% ]

約30%です。近年は合格率が10%ほど増加傾向にあります。

30%?以外と高いじゃんと思うかもしれませんが、これは科目合格を含めて合格した率になるので、少し簡単な印象を与えています。

電気通信主任技術者の受験費

対象 金額
全科目 18,700 非課税
3科目 18,000 非課税
2科目 17,300 非課税
1科目 16,600 非課税
全科目免除 9,500 非課税

電気通信主任技術者は受験費用が高いことで有名な資格で科目合格しても雀の涙くらいしか金額が下がりません。

そのためなるべく少ない回数で合格したいことだと思います。次から電気通信主任技術者対策として有用な参考書を紹介します。

電気通信主任技術者のおすすめの参考書

✔️電気通信主任技術者は受験費用が高いので失敗したくない

✔️電気通信主任技術者は有効な参考書の選択肢がない

上記の通りで参考書の選択は極めて重要になってきますが残念ながら参考書選びを間違えて迷走してしまうことの方が多いです。

運営者と同じ時期に勉強を始めた同僚がいましたが、勉強法や参考書選びがうまくいかず、鳴かず飛ばずの結果になり、ジリジリフェードアウトしてしまいました。

受験料が高い上に参考書もこの試験は高いので、失敗はしたくありませんよね。こちらの記事に電気通信主任技術者技術者の参考書について紹介しています。

【電気通信主任技術者】おすすめ参考書を解説【合格の近道】有効な参考書がほとんどない電気通信主任技術者。その中でも、運営者の体験談を元におすすめの参考書を発信します。...

電気通信主任技術者の買っちゃだめな参考書

ちなみに絶対購入しない方が良い参考書についても紹介をしています。実際に運営者が使用して失敗した体験談を書いていますので、なんでダメなのか、ダメな参考書には共通点があるのかといった部分を深掘りしています。

電気通信主任技術者を合格したいと考える方にとってこちらも必読の記事だと考えています。

【電気通信主任技術者】買ってはいけない参考書【地獄行き】電気通信主任技術者は参考書があまりなく、対策が難しい試験です。その中で、運営者の失敗談からこの参考書はやめとけ!というレビューの記事になります。...

電気通信主任技術者の専門科目選択について

電気通信主任技術者には専門科目と呼ばれる選択科目があり、こいつがやっかいで、実務経験がなければピンとくるような問題がなく呪文にしか見えません。

じゃあ実務経験がない人はなにを選択すればいいのかとなると思いますが、データ通信科目を選択することがベターです。

というのも、電気通信主任技術者取得後は、応用情報やネットワークスペシャリストなどの高難易度の資格取得を見据えていることが多く、出題範囲や基礎知識的な部分でアドバンテージが取れます。

【電気通信主任技術者】専門科目はなにを選択すべき?電気通信主任技術者の科目に専門科目があります。どの科目を選択するか悩みますよね。どれが勉強しやすく合格につながりやすいか、専門科目を選ぶ基準など運営者の体験談をお話しています。...

電気通信主任技術者は過去問だけで合格できるか

よくある質問で運営者も検索してことがあるのですが電気通信主任技術者は過去問だけをやり込めば合格することができるのか?という疑問です。

ぶっちゃけ、実務経験でドンピシャなことしていないと厳しいです。範囲広すぎて、知識問題で自分の知らない用語で出題された瞬間、不合格確定です。

なので、参考書も並行して使うことで道が開けると思います。

【電気通信主任技術者】過去問だけの対策で大丈夫?【ゴリ押し不可能】電気通信主任技術者の資格は過去問だけの対策をしておけば合格できるのか?という疑問について運営者の体験談をふまえた意見を述べています。...

電気通信主任技術者の勉強法と合格までの体験談

実際に運営者が電気通信主任技術者に合格するまでの勉強計画や費用について体験談を述べると、参考書は読み込む回数が重要、基本的にググって知識体系を身につける、過去問を通して出題傾向に慣れておくの3つの要素がポイントです。

✔️勉強期間:約1年

✔️勉強時間:304h

✔️費用:84,420円

体験談の記事は勉強に始めたきっかけや自分とどれだけ近いスキルがあるかなど比べて立ち位置を確認できるので、血肉となるはず。

【電気通信主任技術者】合格までの勉強法と体験談【攻略法を解説!】電気通信主任技術者合格までの体験を元におすすめの参考書や勉強法についてまとめています。...

電気通信主任技術者の勉強にあたり参考になるリンク集

ググれば情報は手に入りますが、良質な情報でないこともあります。調べれば調べるほ度ドツボにハマるなんてこともあるので、運営者が勉強していた時に参考にしていたサイトリンクを紹介しています。

【電気通信主任技術者】参考になるリンク集の紹介【勉強の手助け】電気通信主任技術者の勉強に活用できるリンク集を作成しています。...

電気通信主任技術者を取得した後どうなった

電気通信主任技術者を取得した結果どうなったか?社内の立ち位置は変わったのか、それとも転職で有利になったのか?ということって取得して初めてわかることです。

この資格に関していうと社内というより外部、つまり転職する時に評価されやすい資格だと思います。

【電気通信主任技術者】取得後の損得体験談を解説!電気通信主任技術者を取得した運営者が実際に取得してどのように社内評判や転職で有利に立てたのかを紹介しています。電気通信主任技術者を取得するための勉強法については解説が多いのですが、取得後に実際どうだったのかについてはあまり触れられていないので、取り上げてみたいと思います。...

あとがき

電気通信主任技術者試験は広く浅くの出題範囲と過去問の出題比率の少なさがあり暗記でゴリ押しできないところがあります。

しかし、科目合格やわからない用語をぐぐり自分なりにまとめていくなどこまめに勉強を続けていくと決して難しい試験ではありません。

電気通信主任技術者の試験に合格した友人や先輩はみな難しい試験ではなく「大変な試験」だとよく言っていました。

確かにその通りで、一見、わけわからない用語で不意を突かれますが一歩一歩確実に理解を深めていけば合格は案外すんなりするものです。

この記事が少しでもあなたの役に立てたら幸いです。